空想癖があるんです
子供の頃から、いつも空想していてその世界に浸る時間があった気がします。
小学校の時はそれで授業を聞いていなかったこともあるのではと今頃気づいたり笑
例えば社会で歴史の勉強をしている時も、これは誰かが書いた壮大なシナリオで本当のことは別にあるのではないかとか(だから覚えなくてもいいのでは的な)、算数でヒロシくんが出かけた10分後に弟が自転車で追いかけると、そこでまた物語を勝手に作り兄弟喧嘩をさせて算数は一切頭に入ってこないとか。寂しい子供時代を過ごしたわけではないれど、今思うとなんとなく現実が怖かったのかもしれません。
小説を読めば、たとえ行ったことのない外国だろうが江戸時代だろうが(たぶん適当にどこかで仕入れた情報をフルに使って)その場に行ってしまう。
その登場人物になっているわけではないけれど、その小説の世界に行ってしまう感じ、といえばいいのでしょうか。なんというかその街のにおいや空気を感じるような?
これは誰でもあることなのかと思っていたけれど、そうでもないとこの前知りました笑
これは危ない人なのではないだろうか、と自分で思います^^;ちょっと心配。
小説はどの小説もというわけではなく「人まねこざる」を読んでもおさるのジョージのいたずらに悩まされることはありませんでした。が、アルプスの少女ハイジにはすっぽり入り込み干し草のベッドで寝る人になってしまいました。ヤギのチーズが好きなのはハイジの影響です。
大人になってからは北原亞以子さんの『深川澪通り木戸番小屋』。この江戸時代の木戸番小屋の夫婦が主人公の小説が好きでよく読んでいたのですが、読んでいるとどうしても江戸時代の人になってしまうのです。おそらくテレビの時代劇で仕入れた光景が基本になっているのでしょうが。他にも入り込んでしまう小説は多々あり、宮部みゆきさんの『理由』はあまりにも怖すぎて捨ててしまいました…
そして空想が止まらないっ。妄想が止まらないっ。
子供の頃に乗った箱ブランコ(今は危険ということで撤去されています)。これは空想には欠かせないアイテムで、主に世界を巡る船となっていました。友達が乗ってくるとブチっとそこで世界旅行が終わってしまっていました。
そしてもちろん今もたまに空想します笑。漁師になって北の港を渡り歩いたり(定着しない漁師)、牧場の人になっていたり、飲み屋を経営していたり(訳ありの女の子を雇います)。
空想癖がある、などでググると同じようなことを相談している人がいたので、とりあえずホッとしました。
どうしてもいろいろなことを考えてしまうので、せっかくなのでネタとして記録しておくことにしました。
そのままにしておくにはもったいないし、そのうち小説になるかもしれないです。
ちなみに子供の頃の夢は漫画家でした。