一応カタロガーでもあり
カタロガーってなんだ。
語ろうガーって何?ではなく
目録屋です📚
目録というのは図書や雑誌の書誌ですね。
カタロガーは書誌を作成する人。
書誌にはその図書や雑誌の情報ー著者や出版者、出版年などが一定のルールに従って記録されています。
書誌がないと本や雑誌を検索することができません。
今の仕事では大学図書館にいるので学術雑誌の書誌作ったり、変更があったら修正したりします。
国立情報学研究所に目録所在サービスがあり(NII)、参加館(大学の図書館や企業の図書館)は目録情報を共有出来るシステムになっています。
この図書は◯◯大学が持っている、とかこの雑誌は何巻から何巻までを◯◯大学が持っているとかがわかるのです。それで相互利用が可能になっています。複写したり図書借りたり。
ということは常に最新の情報がないと利用する図書館の人みんなが困るわけで…
特に雑誌というのは、いきなりタイトルが変わったりなぜか他の雑誌とくっついてみたり、または廃刊になったり、月刊が隔月刊になったり変化が激しいのです。
その変化を見つけた人(図書館)が書誌を修正して証拠となる雑誌の表紙やら奥付やらコピーして国立情報学研究所に送って報告する、という作業があります。見つけなきゃよかったと思うこともあります(正直)。
新しい雑誌を購読することになって、書誌を探したらまだ国立情報学研究所に登録されていないなんてことも。
そうしたら書誌を自分で作らなくてはいけないのです。
これが結構厄介で、悩ましい作業・・・笑
外国雑誌なんて「わかんねー!」と放り出したくなることも_(:3」z)_
ルーマニア語だったりすると一日仕事(いやもっとかかったかも・・・)。
しかも書誌が重複するのはアウトなので、よその図書館とほぼ同時に同じ書誌を登録したら後から登録した方が削除しなくてはならないというルールもあります。
いろいろ大変!
でも実はこの書誌作成は集中してできるので、好きな作業。
むしろ集中しないとできないのですが、話しかけられたり、他の用事が入ると頭からすっぽ抜けてしまうので困るところです💧
本当に理解するまでに3年近くかかってしまった、そして今もわからんことだらけ/(^o^)\
これは私の理解力不足なんだろうけれどマニュアルの読解にも時間がかかりました。日本語なのに理解できないというのは辛い!笑
頑張って書誌作っているけど毎回修正をNIIの方がしてくださっていて、なかなか完璧なのが作れないのが悔しいところ。お手数おかけしてます・・・(>人<;)