高校生男子は大学生男子になった
サブタイトルの高校生男子の母は、この4月から大学生男子の母になりました。書き換えなくては。大学受験を無事に終えてほっとしていたらあっという間に6月。受験のときは寒かったのに、もう暑い(当たり前)
大学受験はお金がかかります
子どもの受験、自分ではどうしようもないものだし、子どもを信じて任せるしかありませんでした。スーパーで某インフルエンザ予防になるらしいと言われているヨーグルトを買いまくったり、身体によさそうなメニューを考えたりするしかできません、親は。
しかしもっと親としてやらないといけないこと、それは
お金がないのにお金を出すこと
これが大変でした…
センター試験でも受験料は2万近く、私立大学の受験料も3万5千円とかですし。もし5校受けたら結構なお値段になります!(しかし昨今は、センター利用とか併用とかで少しお得に受験することもできるので、調べまくることも大事です。)
うちは国立大学が第一志望でしたが、そこでも受験料1万7千円。あとは交通費がバカにならないんですよね。こまごまと。とても遠い地にある国立大学志望だったので、往復の飛行機、1泊ではすまないので連泊することもあり宿泊費となかなかでした。
本当に、右から左へお金が無くなっていく感じ、焦りました…そうなるだろうとわかっていたけれど、焦りました。
もともと貯金もろくになく自転車操業だったので、ギリギリ。いい年してなんで貯金がないって大きな声では言えないけれど、夫(現在では元夫)が超浪費家・元債務者だったんですね…💦またどこかでこのことは書きたいと思いますが、ざるに水を貯めるような、そんな日々でした。
受験とは関係ないけれど、浪費家の夫と暮らしている人は速攻別れましょう!
勉強は本人に任せるしかない
お金のことは私があがいてなんとかしたら、勉強そのものは子どもにお任せするしかありません。
(遠い土地での受験なので)お母さんも受験についていってあげて、と担任の先生に言われましたが…
行きませんでした。
もう自分でできる歳。困ったら自分でなんとかする力もあります。て、私まで行ったら旅費が…いやでも18だったら一人で大丈夫なのでは、と思います。
中学に入ってから、「勉強しろ」とは一切いいませんでした。本当に一度も言っていません!笑 部屋を片付けろ、は3回くらい言ったかな?
自分の今やりたいことを一生懸命やって、とだけ。
自分が親に口出しされて本当にいやだったから、子どもには言いたくなかったのもあります。勉強しなさいって言われたくないですよね!
昔、絵を描いて見せたら、そんなこといいから勉強しなさいと言われて心の底からガックリきたことがあります。
よろしくないことをしていれば(夜中までかえって来ないとか、肘ついてご飯食べるとか)そりゃ注意するけれど、勉強しろは言いたくなかった。結果的にそれが良かったのかもしれません。
私立大学の入学金を払わなかった
受験した私立大学は、すべて受かるといううれしい結果に。あとは国立受けたので、発表待ち…って私立大学の入学金の締め切りが、ぜーんぶ国立の発表日前。ということは、ここでお金を払わないと、もし国立に落ちたら浪人です。
国立の手ごたえは…五分五分だといいます。
そのお金だいたい35万円。このお金は戻ってきません。
35万って、うちにとって大金でした…
「さあ!どーする!第一志望の国立に落ちたとき、この大学で勉強したいか、4年間頑張れるか考えて!お金はなんとかする(本当になんとかなるだろうかって思ったけどこう言うしかなかった)」と息子に言いました。
数日考えた結果の息子の出した答えは…
「行って勉強したいと思った大学だから受けたけど、やっぱり受験しに行って思った。俺が勉強したいと思ったのは、この国立しかない。だから私立大学いったら後悔する。国立にかける。その代わり浪人させてほしい。」
というものでした。
よっしゃーわかった!
じゃあ入学金は払わないよ(ほんとにいいのかドキドキ)!
そして待ちに待った国立大学合格発表の日。
WEBから確認できる時間を、そわそわしながら待ちます。ああー仕事が手につかない。息子も部屋にこもって、朝早くから待っている模様。
あと30分…もうそろそろか?いやあとまだ20分…なんて時計ばかり気にしていました。
そして
受かったああああああああああー!!
ドアをけ破り(破ってないけどそんな勢い)、部屋から飛び出してきた息子。手にしたスマートフォンには合格の2文字。
いやー抱き合って泣きました。「よかったよかったよかった」て100回くらい言ったかもしれません。本当によかったです。
今、息子はちょっと遠い見知らぬ土地で勉強しています。部活動にも入り、忙しくやってるらしい。友達や先輩にも恵まれて楽しいそうです。
LINEすると
「草」とか返事くるけど、まあ元気ならいいよ。
そのうち母は行くから~(予告なしで行こうかな)